カプセルパックの特長のひとつである耐アルカリ性をさらに強化しました。
アルカリ性移動相であなたの分析の可能性を大きく拡げたい!
そんな想いを込めて・・・カプセルパックC
18 BB誕生です。
これまでに、塩基性化合物の分析で困られたご経験はありませんか?
塩基性化合物は、シラノールや金属不純物の影響を受けやすく、また、カラムに保持させることが難しいケースもあります。もしかしたら・・・「塩基性化合物は、HPLCで分析するには少し工夫が必要」とお感じになられているかもしれません。
大阪ソーダでは、これまでも塩基性化合物を指標に開発してきた製品が多くあります。例えば、塩基性化合物のピーク形状に着目しシラノールを徹底的に封鎖したMGIIタイプ、LC-MS分析における塩基性化合物の保持時間や再現性に着目しその原因を取り除くことで安定的なLC-MS分析を実現したMGIIIタイプ、また、塩基性化合物のLC-MSにおける高感度化に着目し保持させるときの移動相組成にこだわった CRタイプなど・・・さらには、キャリーオーバーの指標物質としてシステム、特にオートサンプラーの開発にも活用しています。
そして、これらのカラムやシステムは、おかげさまで世界中のHPLCユーザーさま、LC-MSユーザーさまにご愛用いただいております。
カプセルパックC18 BBは、そんな大阪ソーダが、今回、塩基性化合物に注目し、開発しているカラムが"耐アルカリ性"をもっともっと向上させたカラムです。アルカリ性移動相での塩基性化合物分析を『カプセルパック』で実現していただきたい!
ぜひ、お試しください。
『カプセルパック』で、有機シリカハイブリッドカラムを超える耐アルカリ性を実現しました。
現在の分析の耐久性を向上させたい!
これまでチャレンジしたことのないpHで分析してみたい!
もっともっと負荷量を増やしたい!
あなたの願いを叶えられるカラムです。
イオン性化合物は、移動相に設定するpHによって保持時間が大きく変わります。
今回のカラムでは、アルカリ性移動相が使用できるため、塩基性化合物の保持が大きくなることはもちろん、酸性・中性・塩基性化合物の混合物の分析において、アナリティカルウィンドウを大きく拡げることができます。
塩基性化合物の保持を大きくして、他の成分との分離を実現してみませんか?
効率のよい分取精製では、1回あたりの試料負荷量が大きいことはもちろん、ピーク形状や保持時間も重要なファクターです。あなたの大切なサンプルを「できるだけシャープなピークで、できるだけ早い溶出時間で、できるだけ高純度に」回収ができるカラムを目指しました。
あなたのサンプルも、あなたの時間も、どちらも大切にしたい。それを実現できるカラムです。
BBの特長をそのままに、50MPaまで耐圧を向上させたカラムです。
ハイスループット分析に、是非、ご活用いただきたいカラムです。
官能基 | 粒子径 (μm) |
細孔径 (nm) |
比表面積 (m 2/g) |
C% | 密度 (µmol/m 2) |
使用pH 範囲 |
---|---|---|---|---|---|---|
オクタデシル基 | 3 | 13 | 340 | 17 | 2.3 | 1~11 |
オクタデシル基 | 5 | 13 | 340 | 17 | 2.3 | 1~11 |