HPLCでUHPLCのような高分離分析を実施したいと思われているあなたに、UHPLCでもっとシャープなピークを検出したいとお考えのあなたに、コアシェル基材とポリマーコートの相乗効果で耐久性が良好な高分離分析をお届けします。
UHPLCを導入するのは少しハードルが高い…でも、手元のHPLCで高分離分析は実施したい。
今、使用しているUHPLCのパフォーマンスを分離でも最大限に引き出したい。
HPLCでもUHPLCでも高分離分析にチャレンジするあなたに最適な1本です。
CAPCELL COREは、ポリマーコート型のコアシェルカラムです。直径1.7µmのコアを中心とした0.5µmのポーラスシリカ層を持つ粒子径2.7µmのコアシェル型充填剤です。CAPCELL COREは、UHPLCはもちろんHPLCでの高分離分析を実現します。
CAPCELL COREは、コアシェル基材の表面をポリマーでコートすることにより、基材由来のシラノールなどの影響を最小限に抑えたカラムです。CAPCELL CORE C18は、コアシェルの独特な構造によりもたらされる高分離という性能を十分に発揮できるような充填剤表面のバランス設計を目指しました。十分な疎水性でコアシェルならではの高分離分析を実現します。
充填剤の粒子径が小さくなるほど理論段数が大きくなる傾向にありますが、粒子径が小さければ小さいほど圧力が上昇するというデメリットが生じます。一方、CAPCELL COREはコアシェル型充填剤という構造特性から、測定時の圧力を抑え、フルポーラスのSub2µmと同等の分離能を示します。CAPCELL COREは、HPLCでの高分離分析にも最適なカラムです。
現状と同等の分離を得るためには、フルポーラス5μmの250mm長からはCAPCELL CORE C18の100mm長、フルポーラス3μmの100mm長からはCAPCELL CORE C18の75mm長を一つの目安として移行をしていただくことができます。
さらに、CAPCELL COREで分離能を向上させるためには、流速を早めに設定する、あるいは、長めのCAPCELL COREカラムを選択します。 また、コアシェルカラムでは、分析におけるバンド拡散が抑えられることで高分離が実現されますので、思ったような効果が得られない場合には、装置配管の内径を変更する等システムデッドボリュームを見直すことで本来のコアシェルカラムの効果が得られることもあります。
閉じる
閉じる
CAPCELL CORE C18は充填剤表面をポリマーでコーティングしているため、耐酸・耐アルカリに優れた充填剤となっております。
官能基 | 粒子径 (μm) |
細孔径 (nm) |
比表面積 (m 2/g) |
C% | 密度 (µmol/m 2) |
使用pH 範囲 |
USP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
オクタデシル基 | 2.7 | 9 | 150 | 7 | 2.9 | 1.5~10 | L1 |