液クロコラム LC Cafe espresso
  • 2024年01月11日

    LC-MSにおけるPC HILICの有用性

    LC-MS での検出感度は移動相の有機溶媒比率を高めると向上することが知られています。逆相クロマトグラフィーにおける親水性化合物の分析では、移動相の水の比率を高めることにより保持は可能ですがMS の感度は低下する傾向にあります。
    HILICでは移動相中の有機溶媒比率が高くても親水性化合物が保持するため、感度が向上しています。

    キーワード

    • ホスホリルコリン基
    • イミノクタジン
    • PC HILIC
    • LC-MS
    • ピーク形状
  • 2023年11月27日

    日本薬局方の分析条件変更並びにCAPCELL PAK C18 MGII S2の耐久性2

    LC cafe espressoNo17では第十八改正日本薬局方に収載されたロガニン定量法の分析条件を変更し、それを用いてシステム適合性を確認しました。
    併せて、八味地黄丸エキス中ロガニンの高速分析におけるCAPCELL PAK C18 MGII S2の連続注入時の耐久性についても評価しています。

    キーワード

    • 日本薬局方
    • 国際調和
    • 分析条件変更
    • 耐圧 100MPa
    • CAPCELL PAK C18 MGII S2
    • 生薬
    • 八味地黄丸
    • ロガニン
    • 短時間分析
  • 2023年09月28日

    日本薬局方の分析条件変更並びにCAPCELL PAK C18 MGII S2の耐久性

    第十八改正日本薬局方第一追補では、カラムパラメーターや流量の変更が可能となりました。
    今回は第十八改正日本薬局方に収載された条件から分析条件を変更し、システム適合性を確認しました。
    併せて高速分析における CAPCELL PAK C18 MGII S2の連続注入時の耐久性を調査いたしました。

    キーワード

    • 日本薬局方
    • 国際調和
    • 分析条件変更
    • トコフェロール酢酸エステル
    • 耐圧 100MPa
    • 短時間分析
  • 2023年08月03日

    LC-MS/MSを用いたイミノクタジンの分析例

    イミノクタジンは水質管理目標設定項目の中でポストカラム法による検査方法が指定されています。
    ポストカラム法では誘導体化が必要となりますが、LC-MS/MSでは誘導体化の必要が無く、直接分析が可能です。

    キーワード

    • LC-MS/MS
    • イミノクタジン
    • PC HILIC
    • NANOSPACE NASCA2
  • 2023年05月10日

    ホスホリルコリン基を有する親水性相互作用クロマトグラフィー用カラム

    HILICはC18カラムで保持することが困難な親水性の高い物質の保持に有用です。
    当社のHILICカラムとして、レシチンの親水性部位であるPC基を官能基としたPC HILICカラムをご紹介します。

    キーワード

    • ホスホリルコリン基
    • 親水性相互作用クロマトグラフィー
    • 選択性
    • コアシェル型充填剤
  • 2023年03月06日

    還元カラムを用いたビタミンK分析例

    還元カラムは可逆的な酸化還元反応を行う物質に対し、参加型の物質を検出器の直前で還元し酸化モードで電気化学検出するなどの用途に用いられます。
    酸化型と還元型の存在するビタミンKは還元型であるヒドロキノン型にすると傾向が強くなることが知られています。
    ここでは、この性質を利用し還元カラムと蛍光検出器をもちいた選択性の高い分析例を紹介します。

    キーワード

    • 還元
    • ビタミンK
    • 蛍光検出
  • 2022年11月01日

    強カチオン交換モードによる短時間分析 Part2

    前報No.011ではSCXを用いた短時間分析について述べ、移動相の有機溶媒の種類としてアセトニトリルとメタノールを選択しましたが、今回は同一のHPLC条件にてLC/MSでの感度を比較いたしました。

    キーワード

    • 感度
    • CAPCELL PAK SCX UG80
    • 強カチオン交換モード
    • 高速グラジエント
    • 短時間分析
    • 塩基性物質
    • 有機溶媒濃度
  • 2022年06月01日

    強カチオン交換モードによる短時間分析 Part1

    薬物の分析には逆相分配モードが一般的ですが、薬物の多くは塩基性部位を有しているためカチオン交換モードを用いた測定も有用です。強カチオン交換モードの短時間化について紹介します。

    キーワード

    • CAPCELL PAK SCX UG80
    • 強カチオン交換モード
    • 高速グラジエント
    • 短時間分析
    • 塩基性物質
  • 2022年03月15日

    HILIC モードによる配糖体の分析&ピーク形状

    配糖体は親水性が高く、ODS カラムを用いた疎水性相互作用では保持が弱くなり、夾雑成分との分離が困難になることが予想されました。
    ここではPC HILIC を用い、このような親水性化合物を有機溶媒(アセトニトリル)比率の高い移動相下で効果的に保持させた分析例を紹介します。

    キーワード

    • ゲニポシド
    • ゲニポシド酸
    • 配糖体
    • ピーク形状
  • 2022年01月19日

    HILIC モードによる低分子両性物質分析の分離

    HILIC モードのLC-MS を用い栄養ドリンク剤中のタウリンの直接分析を試みた例を紹介します。
    ドリンク剤を移動相で1000 倍に希釈し0.45μm のフィルターでろ過するという簡単な処理で、夾雑物の影響を受けずに分析することが可能でした。

    キーワード

    • LC-MS
    • 両性
    • タウリン
    • 栄養ドリンク
    • 保持挙動
  • 2021年08月25日

    CAPCELL PAK CR S3 による生体アミンのLC-MS 分析

    生体アミン分析をLC-MS を用いた迅速分析に応用するため、強カチオン交換と逆相のミックスモード、CAPCELL PAK CR シリーズを用いた新たな分離条件を紹介します。

    キーワード

    • LC-MS
    • 生体アミン
  • 2021年06月30日

    Proteonavi におけるタンパク質の挙動

    Proteonaviはタンパク分析に最適なカラムです。今回のLC Cafe espressoではカラム由来のキャリーオーバーと酢酸系移動相下での分離挙動について紹介しています。

    キーワード

    • Proteonavi
    • 標準タンパク質
    • LC-MS
  • 2021年06月11日

    カラム内径の変更による省溶媒・高感度化

    カラム内径をセミミクロカラムにすることで、省溶媒化できることはNo,2でも紹介いたしましたが、今回はもう一つのメリット、濃縮効果について解説いたします。

    キーワード

    • カラムサイズ
    • 省溶媒
    • セミミクロカラム
    • セミミクロ化
    • 濃縮効果
  • 2021年05月20日

    エレクトロスプレーイオン化へのマトリックス効果

    ここでは、マトリックスのモデルとして、リボースと酢酸がイオン化へ与える影響を調べました。

    キーワード

    • LC-MS
    • ESI
    • マトリックス効果
    • フローインジェクション
    • イオン化効率
  • 2021年04月01日

    CRの混合比率とLC-MSの感度

    LC-MSのLC条件設定において、目的物質が疎水性と塩基性を併せもつ場合、新たな選択肢としてC18とは異なる保持挙動を示すCAPCELL PAK CRを使用することが有効なケースを紹介します。

    キーワード

    • CAPCELL PAK CR
    • LC-MS
    • 感度
  • 2021年03月19日

    アセトニトリルとメタノールの比較

    移動相に用いるアセトニトリルの代わりにメタノールを転用する際どのようなことが起こるのか、どのようなことに気を付けたらよいのかについて解説いたします。

    キーワード

    • 圧力
    • アセトニトリル
    • メタノール
    • 分離パターン
    • コスト削減
  • 2021年02月15日

    セミミクロカラムへの変更

    カラムサイズを内径の小さなセミミクロカラムへ変更することで、溶媒使用量・廃液量を削減することができます。コスト削減、地球環境へ配慮した分析条件に変更してみませんか?

    キーワード

    • カラムサイズ
    • 省溶媒
    • セミミクロカラム
    • セミミクロ化
  • 2020年12月24日

    グラジエント曲線と分離能の関係

    標準的なタンパクを用いて、グラジエントプログラムの長さと各ピーク間の分離能関係について解説いたします。

    キーワード

    • Proteonavi
    • 標準タンパク質
    • 分離能
    • グラジエント勾配
    • Rs値
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