• 企業概要
  • 黒酵母β-グルカン
    • β-グルカンとは
    • アクアβの特性
    • エビデンス
  • お問い合せ

アクアβの特性

その1 アクアβの機能性

アクアβは、黒酵母(Aureobasidium pullulans)が生産するβ−グルカンです。アクアβの腸管免疫の賦活効果を中心とした種々の機能性は、大学との共同研究により明らかになっています。その機能性はヒトでも確認されており、その必要量は1日あたり数mgから数10mgが目安です。ナノサイズの超微粒子であることから活性効果が高く、比較的少量で効果が発現します。

1)可溶性由来

アクアβは免疫賦活効果が高く、抗がん剤として使用されていた「シゾフィラン」、「レンチナン」と同じβ-1,3-1,6-グルカン構造を有しています。分岐度(β-1,3/β-1,6-結合の比)は90%以上と高く、水への溶解度が高くなり効果を高めます。

2)低分子由来

アクアβはβ−グルカン化合物の中でも、分子量が小さく(重量平均分子量10万)、水溶液中でβ−グルカン分子は、腸壁にあるパイエル板から取り込まれやすい200−300nmサイズのナノ微粒子で分散溶解しています。


その2 アクアβの純度

アクアβは、高純度品です。黒酵母はβ−グルカンを菌体外につくり出すことから、容易に黒酵母菌を取り除くことができ、製品は菌体を含みません。また、発酵液を低粘度化し精製処理しているため、低分子成分も取り除き高純度を実現しています。更に、低粘度化により、ドリンクやサプリメント等に加工しやすい素材となっています。


その3 アクアβの安全性

アクアβに使用する黒酵母は既存食品添加物の製造に利用されており、変異原性試験(Ames試験)や急性および慢性毒性試験などにより食品として安全性が確認されています。更にアクアβも食品および化粧品に適応した安全性データを取得しています。


その4 アクアβの品質安定性

貯蔵安定性:
パウダーは製造後3年(未開封冷暗所保管)
水溶液は製造後2年(未開封冷暗所保管)

加工安定性:
幅広いpH範囲(酸性からアルカリ性まで)
高温度領域でも安定(〜95℃)
水溶液は長期保管により沈降傾向が認められる場合がありますが、簡単な撹拌で分散溶解状態に戻ります。


  • 豊富なエビデンスはこちら
  • 研究所内イメージ写真

■製品特性
品名 アクアβ高純度パウダー アクアβ水溶液
品質特性 外観 淡黄色非結晶性粉末 淡黄色透明
β-1,3-1,6-グルカン(%)(*1) 80%以上 2g/L以上
水分(%) 8.0%以下
pH 3.0以上 4.0以下(*2)
鉛(*3) 20ppm以下 0.4ppm以下
ヒ素(*3) 2ppm以下 0.2ppm以下
カドミウム(*3) 0.1ppm以下
スズ(*3) 150ppm以下
大腸菌群 陰性 陰性
一般生菌数 1000個/g以下 30個/ml以下
荷姿 100g、1kgの密閉袋 18L(PEハイブリット缶)正味入れ目16kg(16L)
表示項目 製品名、名称、原材料名、内容量、ロット番号、保存方法、製造者、使用上の注意
製法概略 培養液を除菌後、エタノールによる精製粉末 高純度パウダーを溶解した水溶液
備考 本納品ロット毎に上記品質規格項目の試験成績書を一部提出する。

表は特性値であり、保証値ではありません。

  • *1)有効成分β-1,3-1,6-グルカン含量を保証
  • *2)クエン酸にてpH調整
  • *3)ICP発光法により測定

アクアβに関するお問合せはこちらまで
製品お問い合わせ先