開発ストーリー

新たなアプローチ
植物性乳酸菌OS-1010™
人間の体は、食事から摂取した糖質をミトコンドリアでATPというエネルギーに変換し、生命活動を維持しています。しかし、加齢に伴いミトコンドリアの機能が低下すると、ATP生成効率が下がり、細胞の活動力が低下するといわれています。これが老化と深くかかわっている可能性があり、体力低下や疲労感の増大、活性酸素の増加による細胞・DNA損傷など、あらゆる不調に関係していると考えられ、研究が進められています。
このような背景から、ミトコンドリアの機能を維持する物質の探索を行い、ついに発見されたのが「植物性乳酸菌OS-1010™」です。
植物性乳酸菌OS-1010™の
発見と効果
菌やバイオの研究を40年以上の実績がある大阪ソーダが、若返り効果のある乳酸菌の存在の可能性を信じ、探索を開始したのが2017年でした。
そしてついに、ミトコンドリアを活性化する植物性乳酸菌OS-1010™を発見することができました。

植物性乳酸菌OS-1010™
によるエイジングケアの可能性
植物性乳酸菌OS-1010™は、腸管細胞を刺激してエクソソームという細胞間情報伝達物質の分泌を促します。
エクソソームにはmiRNAや特定のタンパク質が含まれており、他の細胞のミトコンドリアを増強・活性化します。
つまり、植物性乳酸菌OS-1010™は腸を通じて全身の細胞のミトコンドリアを活性化する可能性があるのです。

2022年には植物性乳酸菌OS-1010™の有効性を確認するための臨床試験を実施しました。ヒト試験において、肌の弾力やシワの改善効果が確認され、マウス実験においては体重増加抑制効果や筋力維持効果、認知機能改善効果が確認されました。
これらの研究結果から、植物性乳酸菌OS-1010™は、筋肉や皮膚など全身の細胞を活性化し、エイジングケアに貢献する可能性が示唆されました。
さらに植物性乳酸菌OS-1010™が老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性についても研究を進めています。
臨床試験で少量でも
効果を発揮することが判明
私たちが発見した植物性乳酸菌OS-1010™は、少量でも効果を発揮することができ、1日6mgでも有用性が臨床試験で証明されています。
少量でも効果を発揮することで様々な健康食品などに使用できます。

少量でも効果を発揮することで様々な健康食品などに使用できます。
トータルエイジングケアへの
応用
植物性乳酸菌OS-1010™は特殊な乳酸菌のため、通常の食事からの摂取は困難です。
当社の独自技術を用いて、乳酸菌だけを培養し粉末化した殺菌体のため、加工がしやすいだけでなく味への影響もほとんどありません。加工食品やサプリメントなど、様々な加工用途に適しており、スムージーやヨーグルトに混ぜるなどの機能性飲料の添加にも適しています。

私たちはこれからも植物性乳酸菌OS-1010™の有効性を検証し、将来的にはトータルエイジングケアへの応用を目指しています。
植物性乳酸菌OS-1010™は、ミトコンドリアの活性化という新たなメカニズムを通じて、人々の健康寿命延伸に貢献する可能性を秘めているのです。