大阪ソーダ
大阪ソーダ採用サイト

生産技術本部
生産技術部
技術統括グループ 担当主席

Yさん

(2024年中途入社)

長年培ったエンジニア経験で、
プラント建設をリードする。

キャリアストーリー

入社前

大学院 自然科学研究科
物質工学専攻

プラスチックの引張時に生じるクビれ現象(塑性変形)について、力学的およびレオロジー的観点から解析。各学会で研究成果の発表を行う。

前職

大手化学メーカーの
生産技術職として
キャリアをスタート

プラント立ち上げのための立地選定や前提条件の策定をはじめ、大小問わず数多くの設計業務を完遂。海外プラントの設計も経験する。

1年目

技術統括グループの
担当主席として、
大阪ソーダに入社

プラント建設プロジェクトの他、生産技術人材の育成やプロセス技術の改善など、前職での経験を活かして幅広い業務に取り組む。

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Episode 01

積み重ねてきた
キャリアを、
大阪ソーダの
プラント建設に
活かす。

前職は大手化学メーカーに新卒入社し、研究開発や生産部門など、およそ15年にわたりキャリアを重ねました。主立ったところで言えば「ポリプロピレン」と呼ばれるプラスチック素材を製造するプラントの運転に携わっていました。素材自体が注射器をはじめとする医療資材にも使われるもので、より高い品質が求められていました。大企業がゆえに各プロセスごとに担当部門があり、建設プロジェクト自体も分業制になることが多かった前職。限られた部門や製品についての知見は深くなった一方で、幅広いプロセスに関わる機会はあまり多くありませんでした。加えて2009年頃からは化学品を製造するプラントの建設プロジェクトにも携わることになったため、さまざまな土地を転々とすることになりました。

そうした経験から「ワークライフバランスをより意識しながらも、全体のプロセスを見渡せる環境で働きたい」という想いが大きくなり、転職活動へ至るきっかけとなりました。そこで出会ったのが、地元・大阪で働きながら、化学メーカーで重ねてきたプラント建設のキャリアを活かせる大阪ソーダ。まさに私が求めていた環境そのものでした。入社してから現在まで、生産技術部・技術統括グループに所属し、主に医薬品の精製に使用される「シリカゲル」の増産・新規製造プラントをはじめ、さまざまなプラント建設プロジェクトに携わっています。

Episode 02

立ち上げから運転開始
までを一貫して担う。
それが、大阪ソーダの
プラント建設に
携わる魅力。

化学品のプラント建設プロジェクトでは、研究開発の段階から数々の検証を重ねていきます。最初はフラスコレベルで、それが成功すればさらに大きな実験室のレベル。実験の段階で顧客のニーズと合致する品質が確保できた際には、製品必要量を製造できるか検証するために、実際のプラントの10分の1スケールほどの「パイロットプラント」を立ち上げていくことになります。その過程でも顧客の要求に見合った品質が保たれているかを逐一確認しながら、実際に製造を行う大型のプラント建設へと移行していきます。そうした建設の基本のプロセスは前職とも通ずるところがあり、培ってきたスキルを活かして働くことができていると感じています。
前職では建設プロジェクト全体に関わること自体が稀でしたので、大阪ソーダに入社直後は、取り扱っている化学製品の数や種類、自分が関わる担当領域の広さにもとても驚きました。例えるなら、一人で建設会社を回している「ゼネラリスト」のような立ち回りでしょうか。一貫してプロジェクトを進行するためのスピード感も含め、スキルを磨きたい技術者にとっては絶好の環境です。プラントそのものの設計だけでなく、SCM部と連携して原料の調達先の検証や運転仕様の考案、試運転や評価といったプラントにまつわるあらゆる業務を担うことができるので、プラント建設専門の技術者として「幅広い見識とスキルを身につけられている」と感じる毎日です。

Episode 03

安全への高い意識を
持ち続けながら、
いつか海外での
プロジェクトを
手掛けたい。

前職であっても大阪ソーダであっても、化学品製造に携わる者として共通しているのは、安全に対する意識です。たとえば、プラントを設計する際に「ここでは作業員が中腰になるのでバルブの高さを上げたい」と考えれば、その分コストは上昇します。しかし「安全が第一優先」という信念は譲れません。地震や火災といった万が一のケースも想定して、誰もが安心して働くことができるプラントをつくりたい。プラント建設は大きな投資となるわけですが、化学メーカーとして決して軽視することのできない「安全」という部分を、コスト面も含めて自ら責任を持って提案していくことが使命だと考えています。

そうした技術者としての仕事を積み重ねてきたからこそ、大阪ソーダは複数の「グローバルニッチトップ製品」を揃え、今もなおこれらの事業を成長させることができているのだと感じています。個人的な夢として、私が培ってきた経験とノウハウを活かし「いつか大阪ソーダ初の海外プラントを建設してみたい」という想いもあります。働く環境が整っているからこそ、新たな挑戦にも積極的に進んでいきたいと思える場所です。そんな環境を活かしながら、新たなキャリアの一歩をこの会社で歩んでいきたいですね。

前職であっても大阪ソーダであっても、化学品製造に携わる者として共通しているのは、安全に対する意識です。たとえば、プラントを設計する際に「ここでは作業員が中腰になるのでバルブの高さを上げたい」と考えれば、その分コストは上昇します。しかし「安全が第一優先」という信念は譲れません。地震や火災といった万が一のケースも想定して、誰もが安心して働くことができるプラントをつくりたい。プラント建設は大きな投資となるわけですが、化学メーカーとして決して軽視することのできない「安全」という部分を、コスト面も含めて自ら責任を持って提案していくことが使命だと考えています。そうした技術者としての仕事を積み重ねてきたからこそ、大阪ソーダは複数の「グローバルニッチトップ製品」を揃え、今もなおこれらの事業を成長させることができているのだと感じています。個人的な夢として、私が培ってきた経験とノウハウを活かし「いつか大阪ソーダ初の海外プラントを建設してみたい」という想いもあります。働く環境が整っているからこそ、新たな挑戦にも積極的に進んでいきたいと思える場所です。そんな環境を活かしながら、新たなキャリアの一歩をこの会社で歩んでいきたいですね。

就活生へのメッセージ

多品種を扱う
化学メーカーで、
幅広いキャリアを
広げられる。

大阪ソーダは多岐にわたる製品を扱っているため、いろいろな分野で活躍できるチャンスが多い会社です。例えば生産技術部では、製造、設計、設備管理、生産管理、品質管理など、自分のやりたいことを探しながら幅広い知識を吸収し成長できます。若手もベテランも垣根なく、多様な意見を出し合い、受け入れる風土が根付いていることも大阪ソーダの魅力の一つ。また、専門的な知識を持つ社員からアドバイスを受けられる環境がありますので、専門分野にこだわらず幅広く活躍していただけます。当社に入社いただいた際には、気負わず積極的に業務に取り組んでいただけると嬉しいですね。

番外編:私の好きな化学式

(C3H6)n(ポリプロピレン)

種類ごとに固さの差があるポリプロピレン。長く携わってきた経験から、私は少し噛んで伸ばすだけで種類を判断できるようになりました。何の得にもならない特技ですね!

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