大阪ソーダ
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岡山工場
電解課 整備

Mさん

(2012年新卒入社)

動き続ける大規模プラント。
そのスケール感と責任を感じながら。

キャリアストーリー

入社前

工業高等学校 機械科

溶接や旋盤といったものづくりに必要な機械の操作や設計・製作など技術全般について学ぶ。

1年目

製造職として
キャリアスタート

岡山工場の生産設備の保全やメンテナンスなどの業務に従事。

1年目

岡山工場から尼崎工場への異動

液体クロマトグラフィー用シリカゲルの製造や出荷、検査などの業務に従事。世界トップシェア製品の製造に関わり、仕事への責任感が増す。

4年目

初期キャリアを積んだ岡山工場へ

これまでの経験から安全安定生産への意識が向上、設備保全やメンテナンスの立場から生産現場を守る。

6年目

製造職として運転管理部門に異動

製造設備の安全な稼働を監視する運転管理室でモニターと向き合う日々、現場の安全を担う重要な業務に従事。

10年目

製造職として再び設備メンテナンス部門へ

運転から整備まで1つのプラントの全ての業務に携わった経験を活かし、現場の中核を担う存在に。

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Episode 01

「プラントといえば
化学メーカー」。
そのスケール感に
憧れて入社。

工業高校の機械科で学ぶ中で思い浮かべたのは、大規模なプラントを動かす仕事に就きたいという将来像。「プラントといえば化学メーカー」というイメージが、地元に工場がある大阪ソーダ入社の大きなきっかけになりました。キャリアのスタートは岡山工場の生産現場。薬品の溶解やフィルター交換、原料の投入作業など、学生時代に培った機械系のものづくりとは違う経験ばかりでした。力仕事も多くありましたが、大規模なプラントの操業に携わる充実感はありましたね。

そんな毎日を送る中、入社して約半年のタイミングで、尼崎工場へ異動することに。これまでの仕事内容とは異なり、尼崎工場で生産されている液体クロマトグラフィー用シリカゲルの製造や出荷、検査などの業務に従事しました。

Episode 02

複数の製造現場の
経験で気づいた
「責任ある仕事」の意味。

大阪ソーダの製品は世の中になくてはならないもの。尼崎工場に異動した当初は、世界トップシェアのシリカゲルの製造作業に⼾惑うこともありました。安定供給に対する責任感を強く感じながら各工程のノウハウを習得する日々。未経験の業務や、想定通りに進まないことが起きるたびに「どうすればいいですか?」と、先輩に聞くばかりでしたが、経験を積み重ねてきたことで、自分で考えて行動する、能動的な仕事の取り組み方へと変わっていきました。
その後、入社当初に所属していた岡山工場に戻る形で異動となり、今度は、設備稼働に異常が無いかを監視する仕事がメインに。化学品の製造では、1つの製品を原料に複数の製品に展開していくため、製造設備同士がつながりあっています。このため、1つの機械で不具合が起きると他の設備も止めなければならなくなることも。いち早く異常を感知する運転監視は工場全体の安全にも関わる重要性が高い業務なんです。「生産を止めちゃいけない」という責任や仕事に対する姿勢を学んだ時期でもありましたね。現在では、大規模な補修工事にも携わるようになりましたが、当時の学びや経験が基礎になっていると感じています。

Episode 03

現場の中心として、
後輩の育成も
進めていきたい。

キャリアを経た現在は、大規模メンテナンスをリードしていく立場に。その際は、数週間にわたり、普段は止めることなく稼働させている設備を全て停止して点検を行います。工期が遅れるとその後の生産計画に影響が出てしまうため、入念な事前準備と事細かな確認が欠かせません。工場運営において最もスケールの大きい仕事でもあり、改めて自分のスキルを磨かなければと考えると同時に、工場全体のスキルを高いレベルで平準化できるよう、後輩の指導にも力を入れていきたいと思っています。現場では、時に想定外の状況に対処しなければならないこともあります。

そういう時に頼りになるベテラン社員も多く、「この機械のことなら、あの人だ!」といったこともしばしば。先輩から教わったことを次の世代につないでいくことも重要な役目。自分の中に蓄積された知識を後輩に伝え、機動的な対応力を持った人材を増やし、レベルを底上げしていきたい。マニュアル通りではなく、機械に対する本当の理解と知識を持ったチームで、安定・安全に生産を続けられる現場をつくっていきたいと思っています。

キャリアを経た現在は、大規模メンテナンスをリードしていく立場に。その際は、数週間にわたり、普段は止めることなく稼働させている設備を全て停止して点検を行います。工期が遅れるとその後の生産計画に影響が出てしまうため、入念な事前準備と事細かな確認が欠かせません。工場運営において最もスケールの大きい仕事でもあり、改めて自分のスキルを磨かなければと考えると同時に、工場全体のスキルを高いレベルで平準化できるよう、後輩の指導にも力を入れていきたいと思っています。現場では、時に想定外の状況に対処しなければならないこともあります。そういう時に頼りになるベテラン社員も多く、「この機械のことなら、あの人だ!」といったこともしばしば。先輩から教わったことを次の世代につないでいくことも重要な役目。自分の中に蓄積された知識を後輩に伝え、機動的な対応力を持った人材を増やし、レベルを底上げしていきたい。マニュアル通りではなく、機械に対する本当の理解と知識を持ったチームで、安定・安全に生産を続けられる現場をつくっていきたいと思っています。

就活生へのメッセージ

就活でも、仕事でも、
自ら進んで取り組む
ことが大切。

どんな会社を選んだとしても、結局行動するのは自分次第。ただ与えられるのを待つだけでなく、自分から取り組んでいくことが大切です。私自身、入社してからさまざまな経験を積む機会がありましたが、どんなときも自分事として捉え、これまで目の前の仕事に取り組んできました。知らないこと、できないことを減らしていくことを意識して、それを突き詰めていく。自分も社会人になってから気付きましたが、前向きになったほうが結局のところ気持ちも楽になります。高校を卒業してまもなくは学生気分が抜けないこともしばらくあるかと思いますが、仕事を通して成⻑し、変わっていけるといいですね。

番外編:私の好きな化学式

NaClO(次亜塩素酸ソーダ)

次亜塩素酸ソーダです。NaClO2だと「亜塩素酸ソーダ」、そしてNaClO3が「塩素酸ソーダ」、NaClO4が「過塩素酸ソーダ」と、酸素が増えていくことで酸性が強くなる感じが面白いなと思います。

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